プーケットの街には、かつてポルトガルや福建省からの商人たちで賑わっていた頃のシノポルトガル式の建物が、今でも残っている。クラビ通りに建つシンプラチャーハウス(Chinpracha House)もその一つで、私有邸宅だが一般公開されている。
この邸宅は、チュラローンコーン王の時代(1868~1910)に、福建省からプーケットに移民した中国人で、当時二十歳だったPrapitak Chinpracha氏が建てたもので、現在は6代目の家族によって所有されている。
シノポルトガル様式とは、中国様式とヨーロッパのコロニアル様式を融合したスタイルで、外見はエレガントなディテールを施したコロニアル様式が強いが、窓枠や家具などに中国のデザインを見ることができる。
独特な美しさを持ったこの邸宅内で、プーケット式の結婚式をするカップルもいるようだ。プーケット式というのは、タイと中国の伝統を融合したもので、花婿とその家族が人力車で花嫁の家へやってくるというのがしきたりのようだ。
シンプラチャーハウスでは伝統的なババ(マレー系華僑)式のウエディング衣装を貸しだしており、色鮮やかな衣装をまとって、邸宅内での写真撮影も可能だ。
【入場について】
オープン時間:午前8時から午後4時まで。入場料は100バーツ(約300円)
電話 +66 (0)76 211 281.
Photo by PETEGE





